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2026年3月12日、衆院予算委員会は緊迫した空気に包まれました。中道改革連合の早稲田夕季議員(67)が、高市早苗首相(65)と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について鋭く追及。これに対し高市首相は、手元の資料を掲げながら「事実無根だ」「願望が書かれているだけ」と強く反論しました。
さらに答弁の終盤には、資料を置き答弁台を拳で叩く場面もあり、国会は一時騒然となりました。
早稲田議員が突きつけた「3つの疑惑」
質疑で早稲田議員は、旧統一教会と政治家の関係をめぐる問題を取り上げ、高市首相と教団の関係性について3つの疑問を提示しました。
- 教団系メディアへの取材対応:過去に5回取材に応じたとされる事実
- 内部資料「TM文書」:高市氏の名前が32回登場する資料の存在
- 政治資金パーティー券:友好団体が団体名義で購入したとの一部報道
この問題は、政治と宗教の関係、さらに宗教法人の政治関与という日本政治の長年の論点にも直結しています。
高市首相の反論「名前は出ているが、内容は総裁選の状況」
これに対し高市首相は、疑惑を「名誉に関わる問題」とし、1つずつ説明しました。
① 教団系メディアの取材対応
高市首相は、過去に教団系メディアの取材を受けた事実は認めました。しかしそのうえで次のように説明しました。
「当時は旧統一教会の関係とは知らず、名称からも分かりにくかった。若い頃は取材を真面目に受けていた。」
さらに自民党の調査にもすでに報告済みであると強調しました。
② 「TM文書」32回登場の理由
議論の中心となったのが、教団内部資料とされる「TM文書」です。ここに高市氏の名前が32回登場していることが問題視されました。
しかし高市首相は次のように説明しました。
「これは自民党総裁選の状況を書いているだけ。高市早苗と野田聖子の女性候補の話が出てくる。その後、岸田氏、河野氏など立候補者全員の名前が書かれている。」
つまり、教団側が政治情勢を分析した内部メモにすぎず、直接的な関係を示すものではないと主張しました。
さらに文書内の
「安倍首相が繋げてくれることは間違いない」
という記述についても
「繋がりがないからこそ“繋げてくれるかもしれない”という願望」
だと断じました。
③ パーティー券購入疑惑
友好団体による政治資金パーティー券購入については
「そのような記録は一切ない」
と明確に否定しました。
| 争点 | 早稲田議員の主張 | 高市首相の回答 |
|---|---|---|
| 教団系メディア | 過去5回取材対応 | 事実だが教団関係とは知らなかった |
| TM文書 | 32回登場=関係の証拠 | 総裁選の状況説明と教団の願望 |
| パーティー券 | 友好団体が購入 | 購入記録は存在しない |
※出典:衆議院予算委員会議事録、各種報道
「あんまりだと思います」答弁台を叩く場面も
質疑の終盤、高市首相は感情をあらわにする場面もありました。
文書の中で自身の出身地が「神奈川県」と誤って書かれている点を指摘し、資料の信頼性に疑問を呈しました。
「直接的な関係がある部分は1カ所もないじゃないですか。」
そして資料を答弁台に置き、拳で軽く叩きながら次のように訴えました。
「あんまりだと思います」
この場面は国会中継でも映し出され、SNSでも大きな話題となりました。
政治と宗教の距離感は依然として争点
旧統一教会をめぐっては、2022年の安倍元首相銃撃事件以降、政治家と宗教団体の関係が日本社会で大きな問題となっています。
現在は宗教法人法に基づく解散命令請求の審理も進んでおり、政治的影響も注目されています。
今回の国会質疑は、単なる個人疑惑にとどまらず、
- 政治と宗教の関係
- 宗教団体の政治活動
- 政権の説明責任
といった日本政治の構造問題を改めて浮き彫りにしました。

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